◆ジャガイモとセロリとホタテの中華風炒めもの

　ガス会社が検針にくると、メーターの数値の書かれた紙とともに小冊子を置いていく。ＰＲ誌であるのだが、ときどきクイズに応募してみたりするも、いまだ当選したことはない。
　この冊子の最新号に「男のための料理教室」というページがあった。いままでは見かけなかったので、新連載なのかもしれない。
　で、今回が、これ。
　完成品は美味しそうである。それに、「男のため」と銘打つだけあって、簡単そうなのだ。早速、切り抜いておいて、その夜にチャレンジ。
　スーパーに行ってみて、気づきました。作り方は細かく書いてあるのに、食材の量がまったく書かれていないのだ。だから、以後、写真を見た感じで勝手に作っている。

材料は、ジャガイモ（２個ぐらいか）、ニンジン（1/2本）、セロリ（1/2本か）、刺身用ホタテは写真に８個ほど写っていたから、その半分の４個ぐらい（スライスするため）。
　あとは、ニンニクとショウガ１片ずつ、塩とコショウを適量。
　作り方だが、ジャガイモは棒状、ニンジンは短冊切り、セロリは斜め切りにしておく。なるべく薄く切るのがコツのよう。
　これらを沸騰したお湯に入れて、軽く湯通し。炒めるときに火が通り過ぎてシャキシャキ感が損なわれないようにするためである。
　ホタテは半分にスライスしておく。
　中華鍋にゴマ油、温まったらニンニクとショウガを入れて、香りが立つまで炒める。香りがぷんとしてきたら、すかさず野菜を入れて、手早く炒める。
　次にホタテを加えて、さっと炒め、塩とコショウで味つけ。
　これで完成なのだ。

　お味のほうは、最初は薄いかなと思えたが、これここれでイケる。とくにショウガの香りが生きているのだ。ただ、好みとしては、もうひと味、醤油をちょっぴり垂らしてもよかったかもしれないな。
　野菜はシャキシャキしているし、ホタテはあまり火が通り過ぎないところが良い。刺身用を使うのは、このためである。
　いつもながらの簡単すぎる料理で申し訳ないが、とにかく何となくうまくいったので、今回は星２つ。

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