◆じゃがセロきんぴら

　いつもながら、トレーニングに行ったジムの帰りに、休憩室で婦人誌などを見る。相変わらずの料理例が載っているが、ここんとこは、あまり目ぼしいのがなくて、試してみなかった。それが、おっと、今回は面白そうなのがありました。ちょうどセロリを買ったところだったので、この「ジャガ・セロきんぴら」は作ってみたくなったのだ。
　何しろ、簡単なのです。

　材料は、ジャガイモ２個とセロリ１本。これに酒、ミリン、砂糖、醤油、各大さじ１だけ。
　キンピラゴボウのイメージで、とにかくジャガイモもセロリも細く切ることがポイント。ただ、セロリの葉の部分は別にとっておき、葉の部分と茎の部分を別に切りわける。
　ジャガイモを水にさらしてアク抜きする人もいるみたいだが、私の家では師匠の教えにしたがって原則としてアク抜きはしません。ただ、してもかまわないので、それはご自由に。
　フライパンにゴマ油大さじ１を入れて、熱する。そこにジャガイモ。しんなりするまで炒めたら、次にセロリの茎。これもまた、しんなりするまで炒めたら、葉の部分を入れてさっと炒める。そして、酒とミリンを入れる。次に、砂糖、そして醤油。ここは時間差があったほうがいい。
　調味料を入れた後は、あまり炒め過ぎないようにして、出来上がり。

　暖かいうちに食べても、なかなかイケるけど、これは冷めてからも美味しく食べられる。弁当などにいいと思ったので、早速、弁当に入れてみた。
　ゴマ油の香とセロリの匂いが微妙にいい感じになっているようだ。鷹の爪とかニンジンの細切りを加えると、彩りもきれいになったかもしれない。
　簡単なのに、なかなかの出来栄え、それで星は２つ半です。

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