◆かじきとなすの夏カレー

　暑い夏の日になぜか辛いカレーが食べたくなる。
　西友ストアのＰＲをするわけではないが、よく季節毎のメニューカードなるものをもらってくる（実はもらってくるだけ）。要するに西友で手に入る食材で簡単な季節の料理ができるわけだ。その中にあったのが、この「かじきとなすの夏カレー」（実はカジキは海産物が安くておいしいスーパーで買ったんだけど）。
　ニンニクを炒め、そこに一口大に切ったタマネギ、ニンジン、そしてナスを入れ、さらに炒め、水を加えて煮る。市販のカレールウを使うので水の分量はそれに応じる。ニンジンがやわらかくなったら、火を止め、カレールウ「こくまろ」（辛口）とゴールデンカレーのミルポク（辛口）を入れる。ルウが溶けたら、インゲンを入れひと煮立ち。それから、あらかじめ一口大に切って塩・コショウし、小麦粉をまぶしてフライパンで焼いたカジキを加えれば、できあがり。炊き立て（うちは土鍋炊き）のご飯に添える。
　カレールウの辛さなどにもよるが、なかなかうまい。それほど手がかかっていないのに、いつもとひと味ちがうヘルシーさだ。タラなどの淡泊な魚でもいいかもしれない。さらにヘルシーになるはず。夏野菜がたくさん食べられるのもいい。これは、いろいろとアレンジできそう。
　難を言えば、やや小麦粉の粉っぽさが口に残る。これは、魚の味を綴じ込め、形を崩さないためなのだろうが、この辺は研究の余地あり。と言いつつ、おかわりをしてしまう。
　あれっ、そういえば、ご飯の上にパセリのみじん切りを散らすのを忘れた。冷凍庫にあったのにね。薬味にはたくわんの刻んだのがいいとあったが、柴漬けとナスの糠漬けの刻んだものに。簡単な野菜サラダもつくってみた。
　……というわけで、今回は星ふたつ半でいいかな。
　ちなみに西友ストアの火曜日の「１００円均一」では、いつもカジキの切り身が並ぶ（ただし、血合いの部分が入っていたりするけど、ね）。

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