日本の古い本を読みますと、「地震は地新」と書いてあるものがあります。
　地震で世が変わるのだ、ということのようです。革命を期待している不平分子の欝屈気分を地震が代弁しているのだと言うことなのでしょう。
　それほど強烈な意志ではないにしても、「ああ、もう飽き飽きした。なんでもいい。少しは、この世、変わらんかいな」というような庶民のつぶやきに答えて、大地の神様が身をゆすぶって見せるのだという捉え方もあります。
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　聖書では、イザヤがエルサレムに対して預言します。
「万軍の主は雷、地震、……火をもって臨まれる」。(イザヤ29：６）
　神様が都市や人に対して、警告し、責める時に、用いられる御道具をここに書いてあります。日本の古いことわざに似ていますね。
　曰く、「怖いものは何か、地震、雷、火事、親父」
　今、日本国家と日本人民に対する神様の戒め、警告として、私は今回の東日本の地震を受けとめたいのです。


【このたびの東北地方太平洋沖地震により被害にあわれた方々へ、お見舞い申し上げます。同時に、神様の深い憐れみと慰めがありますようにと切に祈ります。なお、当教会「キリストの福音大分教会」に託された義援金を、日本国際飢餓対策機構（郵便振替00170-9-68590）に送らせていただきます】